施本の会よりお知らせ

皆様ご存じの通り、2024年10月1日より郵便料金が改訂されます。

施本の会でも10月1日ょり施本の内容を変更いたします。


【現在】

『手放す生き方』(文庫版)を施本中

経費として200円ご負担いただいています。


【10月1日より】

『アチャン・チャー法話集 第一巻戒律』(単行本・313ページ)

経費として650円ご負担いただきます。

※上記の本は単行本サイズで厚みもあり、現行のスマートレターからレターパックに送付方法を変更します。そのため経費を変更させていただきます。振込手数料がかかる場合は、併せてご負担ください。


また必要経費の振込確認にかかる期間を考えあわせまして、現在の『手放す生き方』施本の申し込みを9月20日までとさせていただきます。

どうぞお早めにお申し込みください。


お申し込みは下記フォームからどうぞ。

施本とは何か

―アチャン・ニャーナラトーからのメッセージ― 「施本」についてお話ししようと思います。  日本では普通、書籍は書店やネット上で価格をつけて販売されるものとして流通していますが、テーラワーダ仏教国では、仏教の教えの本はダンマダーナ(法施)として扱われています。  つまり、特に値段をつけることなく、誰でも希望する人が手に入れることができます。それはダンマ、教えは金銭でやりとりされるものでなく、万人にとっての貴いものであるというとらえ方に基づいています。  その際、法話などの教えを書き下ろすことにはじまって、推敲、編集、装丁、そして印刷・製本や発行(あるいは電子本としての編集の作業)、運搬、保管、事務処理等々、さまざまなプロセスが、多くの人の無償の行為として支えられています。身施(行為による布施)、いわばダンマのボランティアによって成り立っています。  そうして、施本を手にする人も、希望する人は、そのことへの感謝や貢献として喜捨すること、つまり財施を行います。  こうして、施本のあり方全体が、布施(ダーナ)の意味あいをあらためて学ぶ機会にもなっています。商品文化の中では、対価を払ってサービスなり、物品なりを獲得するという関わり方ですが、施本では、身施や財施というダーナ、つまり、与え、分かち合うことを自らの学びとし、そのつながりの輪に参加していくということです。 アチャン・ニャーナラトー

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