12月1日(日)「12月の法話と瞑想の会2024 人生の時期、季節 〜一年の終わりに」オンライン
イギリスのアマラーワティー僧院のアチャン・ニャーナラトー師とオンラインでつながり、12月例の「法話と瞑想の会」を開催します。
今月のテーマは、「人生の時期、季節 〜一年の終わりに」です。
師のメッセージをお読みのうえ、テーマに関する思いや質問、師へのご挨拶などありましたら、申込み時のアンケートにお書きください。
……………………………………………………………………………………
アチャン・ニャーナラトー師からのメッセージ
「人生の時期、季節 〜一年の終わりに」
もう12月になりました。
こちらアマラーワティー僧院ではすでに2回雪が降りました。
表題のように、「人生の時期、季節」ということを接点にして、今月の会を持てたらと思います。
12月でもあり、一年の終わりに自由なテーマでもと思う中、そこに「人生全体の中での」時期、あるいは季節といった視点を持つことで、いくらかの方向性を持てるかと考えた次第です。
時期は、フェーズと言ってもいいかもしれません。年齢が進むことによる決まった方向性だけにとらわれず、変化、展開、意味合いというニュアンスが出てくると思います。また、季節というと、冬については、ひょっとすると厳しいイメージになるかもと思い至りましたが、春の前であり、そこには再生も含まれていることも気付きました。もちろん、どのように感じ、解されるかは、一人一人の皆さんにお任せしたいと思います。
直接の仏教的なテーマを特に込めているわけではありませんが、一年の終わりに、私たちのあるところを人生全体という視点から眺めてみて、整理されることや自覚がはっきりすることもあるかもしれない、とは思っています。年齢、家族、仕事、健康状態、さらには人間関係、いろんな側面があり、日々さまざまな経験をしているわけですが、それらを人生の時期、季節という視点まで引き下がっての俯瞰の機会ということでしょうか。
例えば、私もまた60歳代の後半に入り、また、出家者としては間もなく40年になろうかという時期でもあります。目の前に現れる出来事、状況に、できる範囲であれ最善を尽くしたいのはそうなのですが、時間の過ごし方はもう少し自覚的に、あるいは計画的でないといけないかとも思います。今さらですが、時間が無制限にあるような時期ではないということですね。(この年齢でこんなことを書いているのはかなり恥ずかしいのですが(笑))
「悪を為さず、善を行い、心を清くする」という仏教の教えが、日々の、いつ、どこにあってもの生きる指針であり、根本の自覚であると思いますが、一人一人の方が生きておられる中で、人生全体という言葉によって何が現れるのだろうか、とちょっと気になって、皆さんのメッセージを拝見したい、そんな気持ちにもなりました。
皆さんに自由に振り返っていただいて、お考えになったこと、思い、願い、決意、あるい
は心配なこと、気になることを、メッセージとしていただければ、たいへんありがたく思います。
今月もどうぞよろしくお願いします。
─────────────────────────────
日時 2024年12月1日(日) 15:30〜18:30 (最大延長19:00)
会場 zoom(オンライン)
アクセスに必要なURLなどは、申込み受付のメールでお伝えします。
内容 法話、瞑想実践など
参加費 無料
【注意】受付完了のメールが届いていない方は、迷惑メールとして処理されていることが大変多いです。まずは、「迷惑メールフォルダ」などをご確認ください。
【重要】質問やメッセージを書かれる方へ、大切なお願い
・申し込み時の質問やメッセージを後から加筆修正したり、あらたに追加した方は、必ず事務局までご連絡ください。ご連絡がない場合は「こくちーず」のシステムの関係上、申し込み時の状態で師に伝わることがあります。
・参加の申込みは当日まで受付けていますが、質問(加筆修正も含む)はできれば開催日の3、4日前には記入されると、多忙な師が回答を吟味する時間が比較的持てます。質問をする方は、日にちに余裕を持って申込むことをお勧めします。
申込み、お問合わせ
https://www.kokuchpro.com/event/ef0befe97797443911d0ed74ab2d46e4/
ニャーナラトー師「12月の法話と瞑想の会2024 人生の時期、季節 〜一年の終わりに 」 2024年12月1日 - こくちーずプロ
0コメント