施本の会よりお知らせ

施本の会よりお知らせです。

2025年2月8日付で、施本の種類を変更しました。

アチャン・チャー『手放す生き方』(文庫版)を現在施本しております。

お一人一回、一冊限りですので、すでに『手放す生き方』を受け取られた方は申し込むことができません。

前回までの施本『無常の教え』『アチャン・チャー法話集第一集 戒律』を申し込まれた方は、再度一冊限りお申込みいただけます。

手数料のご負担を頂いております。

下記申し込みフォームをお読みの上、お申し込みください。

施本とは何か

―アチャン・ニャーナラトーからのメッセージ― 「施本」についてお話ししようと思います。  日本では普通、書籍は書店やネット上で価格をつけて販売されるものとして流通していますが、テーラワーダ仏教国では、仏教の教えの本はダンマダーナ(法施)として扱われています。  つまり、特に値段をつけることなく、誰でも希望する人が手に入れることができます。それはダンマ、教えは金銭でやりとりされるものでなく、万人にとっての貴いものであるというとらえ方に基づいています。  その際、法話などの教えを書き下ろすことにはじまって、推敲、編集、装丁、そして印刷・製本や発行(あるいは電子本としての編集の作業)、運搬、保管、事務処理等々、さまざまなプロセスが、多くの人の無償の行為として支えられています。身施(行為による布施)、いわばダンマのボランティアによって成り立っています。  そうして、施本を手にする人も、希望する人は、そのことへの感謝や貢献として喜捨すること、つまり財施を行います。  こうして、施本のあり方全体が、布施(ダーナ)の意味あいをあらためて学ぶ機会にもなっています。商品文化の中では、対価を払ってサービスなり、物品なりを獲得するという関わり方ですが、施本では、身施や財施というダーナ、つまり、与え、分かち合うことを自らの学びとし、そのつながりの輪に参加していくということです。 アチャン・ニャーナラトー

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