7月5日(土)ニャーナラトー師「7月の法話と瞑想の会2025 瞑想」
【注意!】 ・今月は土曜日の開催になります。
英国アマラーワティー僧院のアチャン・ニャーナラトー師とオンラインでつながり、月例の「法話と瞑想の会」を開催します。
今回のテーマは「瞑想」です。 師のメッセージをお読みのうえ、テーマに関する思いや質問、師へのご挨拶などありましたら、申し込み時のアンケートにお書きください。
……………………………………………………………………………………
アチャン・ニャーナラトー師からのメッセージ
「瞑想」
今月のテーマは瞑想です。
心にどうふれるのかは常に根本的な内容なので、毎月の会でも、瞑想も必ず取り上げご一緒に実修もしてきました。
「瞑想」は何を意味し、どういうものなのかを、あらためて立ち止まって学びたいと思います。
マインドフルネスという言葉が多く聞かれるようになり、瞑想、メディテーションもまた、耳にしたりします。古くからは坐禅という言葉もあります。
やり方、方法に興味が行きがちですが、そもそも、なぜ瞑想を習うのでしょうか。その意味を正しく理解することが、正しい瞑想そのものとなると、ますます考えるようになりました。
仏教の教えの根本として「苦」とその「滅」(苦のないこと)が説かれますが、今の世の中においても、さまざまな困難、ストレス、苦悩をきっかけに、瞑想、メディテーション、あるいはマインドフルネスに出会うことになる人も少なくないようです。
ここイギリスのアマラーワティー僧院でも、多くの人が、世代、年齢、性別、人種を問わず、瞑想を学びに訪れます。毎週土曜日には、初心者をも対象とした一般向きの瞑想のワークショップ(瞑想指導の会)が行われていますが、20年前に比べると、参加する人の数はかなり増えました。
言葉や名前として「苦」を使うかはともかく、心をアプローチの中心におくことの必要性は、かつてないほどに認識されているのでしょうか。言い換えれば、モノや情報がこれほど溢れるようになっているなかで、かつては普通に大切にされてきた「心」が、見事に素通りされてしまっているということなのかもしれません。
心と、その幸せと苦しみの何であるかを、全く知らない、ふれたこともない、考えたこともないという時、多寡や当否、好悪、敵味方あるいは善悪と言う概念等々が、徒らに、一方的に、自身やまわりの人や世界を、決めつけ追い込んでいっている、そのように思えてなりません。
今月は、もう一度、丁寧に、なぜ瞑想が大切で、瞑想は何を意味するのか、瞑想で何を学んでいるのかを振り返り、ご一緒に学んでいけたらと思います。
瞑想についての、いろいろな問いやコメント、普段気になっているけれど、何となく聞きにくい、といったことも含めて、率直なところをお書きいただければと思います。
皆さんとご一緒に瞑想を学び、習う時間をたいへん楽しみにしています。
─────────────────────────────
日時 2024年7月5日(土)
15:30〜18:30 (途中休憩あり、最大延長19:00)
内容 法話、瞑想実践など
参加費 無料 ・アクセスに必要なURLは、申込み受付のメールでお伝えします。
【重要】質問やメッセージを書かれる方へ、大切なお願い
・受付完了のメールが届いていない方は、迷惑メールとして処理されていることが大変多いです。まずは、「迷惑メールフォルダ」などをご確認ください。
・申し込み時の質問やメッセージを後から加筆修正したり、あらたに追加した方は、必ず事務局までご連絡ください。ご連絡がない場合は「こくちーず」のシステムの関係上、申し込み時の状態で師に伝わることがあります。
・参加の申込みは当日まで受付けていますが、質問(加筆修正も含む)はできれば開催日の3、4日前には記入されると、多忙な師が回答を吟味する時間が比較的持てます。質問をする方は、日にちに余裕を持って申込むことをお勧めします。
主催 「法話と瞑想の会」事務局 (受付担当 森竹)
申し込み、お問い合わせ
こくちーず https://kokc.jp/e/2e9a4901f41b67584e51c8bd25a8410e/
当日、10時まで受け付けます
0コメント